【ゲーム】3マッチ系とsteamレビューについて語ります

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※長らく非公開状態でしたが公開状態に戻しました
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ジャンルとしては1番メジャーと言っても過言では無いのがマッチ3ゲーム
3マッチと呼ぶ所もありますが、正式にはマッチ3が一番ポピュラーな呼び方だと思います

内容しては同じ種類のパネルを3個以上並べて消す
ゲームによっては4個以上並べると特殊ブロックが貰えたり、大きめな点数が貰えたりと色々な効果があるのが多いです

世界的に一番有名なのは恐らく「Bejeweled
日本だと今なら「パズル&ドラゴンズ」かな・・・?
広告をよく見る人なら一度は見た事あると思うけど、ハゲてるおっさんが炎で炙られたりピンで牛魔王倒したりする「ガーデンスケイプ」もマッチ3ゲームです

スコアアタック形式とステージ攻略型

マッチ3は大きく分けてこの2タイプが存在すると思うのですが
スコアアタック形式のタイプは時代の流れで殆どが消えてしまいました
ちなみにBejeweledもこのタイプです

スコアアタックタイプは1プレイも短くお手軽で遊べるのですが、問題点としては利益が出なかったのだと思います

自分はmixiのアプリで昔リリースされていた「ビッグフルーツ」と言うBejeweledをモロパクリしたゲームにドはまりしていました

内容的にはまんまBejeweledなんですが、ランダム要素で大きいフルーツが出てきて点数が倍化されたりとプレイしていて非常に楽しかったのですが、課金させる要素が弱すぎました

プレイはシングルプレイのみで初期体力が5個あるのですが
1プレイすると体力が1個減ります

体力が0個になると時間経過か課金で体力を購入しないと遊べません
体力は30分だったかな?それくらい待つと1個回復します。
まぁ、普通に考えて時間経過の体力回復を待ちますよねw

体力の最大値は5個で100円払えば体力MAXになる仕様だったのですが
大半の人が”待つ”選択すると思います。
mixiアプリにはBejeweledもリリースされていたのですが、同じくスコアアタックの体力制だったのでこちらも早期に撤退しています

同じ頃に、ZOO KEEPERがリリースされました
mixiではシングルプレイでは無く、対戦要素のある「対戦☆ZOOKEEPER」がリリースされました

こちらもBejeweledと同じく体力課金制度だったのですが、一つ違うのはアバターが存在したと言う事動物の色々な着せ替えコーデや背景やフレーム等が当時ブームだった”ガチャ”で手に入ります
後は対戦で手に入るポイントを競い合うイベント等もあり、体力回復に意味を持たせたのも上手いなと思いました

これはBejeweledやビッグフルーツだと無理な要素だったと思うんですよね
ズーキーパーはアバター要素があるからこそイベントで限定アバターと言うのが生きてくる訳で、この辺りが上手いことマッチングした結果だと言えるでしょう

その後、Bejeweledの方はSteamでBejeweled® 3として登場しました
定価でも498円とお安く、体力も無限で遊び放題になりました。
スコアアタックモデルは課金と相性が悪すぎました
ライトユーザーに取っては無課金で遊べますし、体力を使い切っても数時間後戻ってくればまた5回遊べる訳です
元々が体力回復だけで採算を取れると考えていたのかは解りませんが完全に失敗だったと思います

その後に主流になってきたのがステージ攻略型です。
mixiの方もビッグフルーツが撤退後に登場したのがステージ攻略型でした(タイトルは忘れました)
今現在の主流は殆どがステージ攻略型でしょう

広告で有名なガーデンスケイプもそうですし、キャンディクラッシュやLINEの3マッチ系のアプリの大半も攻略型です。前回紹介したロイヤルマッチもそうです。

攻略型は名前の通り、ステージを攻略していく内容になっていて
ステージ数は4桁を超えているのが当たり前になっています

基本的には100ステージくらいまでは悩まず簡単にクリア出来る様な仕様になっていまして
俺ってパズルゲーム得意なんじゃね???」と勘違いさせる所から始まります

が、100ステージを超えた辺りで次第に1回でクリア出来ないステージが出てきます
この辺りも序盤にアイテムをバラまいてるので最初は難なくクリア出来るのですが
アイテムも有限です。

そして遂にはアイテム無しでは”ほぼ”クリアが不可能になってきます
ここで選択肢を迫られる訳です

課金するか引退するか?の選択を

ゲームによってはサブスクで毎日アイテムが貰えたりしますし、、500%OFFでアイテムセットがお安いよと煽ってきたりします。
ちなみに、キャンディクラッシュは現在でステージ数が15000まであるみたいですね・・・

前回挑戦したロイヤルマッチもステージ数は300まで達成しましたが
200を超えた辺りでアイテム無しだと厳しくなってきましたし、そう考えると15000は途方も無い数字です

この辺りまで来るとパズルゲームを楽しむのではなく、どれだけステージを進んだかがメインになってきて、そのステージもアイテム無しだとほぼほぼクリア出来ないのは果たしてパズルゲームと言えるのかは疑問に残ります

とは言えビジネスとして考えるのなら、体力回復タイプが撤退して、ステージ攻略型が広告をバンバン打って幅を利かせているのでビジネスモデルとしては成功と言えるのでしょう

steam大量削除事件

今から4~5年前になりますが
steamが実績の制限を始めました

これまではどんなゲームも実績を解除するとプロフィールの実績解除数が1個増え、全実績解除を達成すると全実績解除数が1個増える仕様でした

それが2018年頃から実績を解除しても達成数が増えなくなりました
増えないゲームはゲームのストアページで【Steam はこのゲームに関する情報を収集中です 】と書いていると思います

基本的にこの文言が入っているゲームはプロフの実績数にカウントされません
一応ですが、ある程度の売り上げやレビュー数があるとカウントされるようになる様です
また、カウントする様になるとトレーディングカードも実装できるようになります

どうしてこんな事になったかと言うと
steamでは低価格で大量の実績とトレカが付いたゲームが粗製乱造されていました

価格は100円~298円辺りがメインで、1000個~5000個くらいの実績が付いていてトレカも付いていました
実績を増やしたい人はワンコインで大量の実績が手に入る!と思ったかもしれませんが、殆どのゲームがゲームとして体をなしていなかったのです・・・

自分も何個かプレイしましたが

・明らかに作りかけ
・F2を押すだけで実績が全て解除される
・パズルゲームで1プレイ1分程度なのにステージ数が20個くらいしか無い
・ガワを変えただけで似たようなゲームを10種類くらいリリースしてる

とまぁ、こんな感じで酷い有様でした
また、トレカがどうも不正取引に利用されていた事もあり、これを受けsteamを運営するValveがブチギレました

こうして、大半のゲームがストアページから削除されてしまいました
一応、所持していたゲームはライブラリには残るのですが、ストアページにも行けず、プロフィールの実績カウント数からは除外されます

特に影響を受けたのが3マッチタイプのパズルゲームでしょう
恐らく作りやすかったのもあったのでしょうが大量にストアページから消える事になります

steam3マッチ系粗製乱造事件

Valveの大規模規制により低価格帯のゲームの様なナニカはストアページから消える事になりました
実績が増えないので実績厨は買いませんし、
トレカも貰えないのでバッジ集めマンにも売れません
こうして業者は撤退したかのように思えたのですが

同じく2018年、Valveはsteamでアダルトゲームの販売が可能になりました
これまでも実質18禁のCEROZのゲームは普通に売っていたのですがエロ関係は完全にアウトだったのがエロがOKになりました
販売の視野が広がるのはマーケットとしても大歓迎だとは思うのですが、そこに業者が目を付けました

そう、3マッチ系等のゲームにエロ要素を付けて販売しだしたのです
当たり前ですが、実績やトレカは付けれませんがエロ要素があるので買う人は出てきます

エロとマッチ3の組み合わせが良かったのだと思うのですが、マッチ3はエロに侵食されてしまいました
steamでストアページに行けば解るのですが、マッチ3でタグ検索すると
販売TOP10の内9個が性的表現のタグが付けられています

パズル要素もきちんと作ってあり、絵師と声優(大体外人のカタコト)も雇ってる所もあるので全てが駄目とは言えないのですが、中にはイラストを盗用していたり、ボイスだけ何処かから抜き出している悪質なゲームも多々存在します

海外製のゲームで低価格且つ説明文もほぼ英語なのに
流暢な日本語を喋っていたら大体ボイス盗用だと思います
中にはちゃんと声優を雇って作ってる所もあります

steamレビューの問題点

ゲームを購入する際にレビューを参考にする人って多いと思うんです
クリア後に他の人ってこのゲームをどう思ってるんだろ?となりレビューを見に行く人も多いと思います

steamのレビューはレビューを読んだユーザーが投票をする事が出来るシステムなのですが
その際に【参考になった】【参考にならなかった】【面白かった】のどれかに投票する事が出来ます
この参考になった数が多いとレビューは上位に位置されます

これは当たり前なんですが、ゲームをプレイしていない以上、レビューを読んでも一々投票する人って殆ど居ないと思うんですよ
なので大抵のレビューで上位に位置するのは長文で面白いレビューや共感するレビューを書いている人が多いです

自分も最近だと「ASTLIBRA Revision」ってゲームをプレイしたのですが、これが滅茶苦茶面白くて、クリア後にsteamのレビュー欄に行ってレビューを読み漁りました
その際に「そうそうわかるわかるw」みたいなレビューには「参考になった」をポチりました
レビューって実際そんなもんだと思うんですよ

ここで問題になってくるのがsteamアクティビティの存在です
これはフレンドの”実績解除”や”購入したゲーム”をお知らせしてくれる機能になります
実績解除はどうでも良いんですが購入したゲームは お、これ面白そうだな。ってなって何回か購入した事があるのでここに関しては良い機能だと思います。

で、このアクティビティなんですが、レビューも拾ってくれます
レビューを投稿するとアクティビティに乗るのですが、問題はアクティビティから参考になったボタンを押せるんですよ

例えばなんですが、最近だとストリートファイターⅥが流行ってますよね?
ストⅥが欲しい!ってなった時にレビューを読みに行って参考にする人も多いと多います。
この時にストⅥのレビューを読む人って【ストⅥに興味がある】【購入して遊んでるけど他の人はどう思ってるんだろ】って人がメインだと思うんですよ
言うならば格ゲーに最低限興味のある人がメインなんです

が、アクティビティの場合ってフレンド全員に表示される訳で
フレンド全員が格ゲー仲間ならともかく実際はそうでもない

steamだととりあえずフレンドを飛ばしまくって500人とか1000人くらい居る人も居ます
中には「お、フレンドがなんかレビュー書いてるな。」って感じで格ゲーに全く興味の無い人がとりあえずポチって押す事もあると思うんです

これがレビュー数が100件とか1000件くらいあるゲームならその内の1つなんて問題は無いんですけど、殆どレビューが無いインディーズゲームだと悪目立ちするんですよ

これは実体験なんですが
価格は300円くらいなんですが、内容的にはクソのミルフィーユみたいな内容でなんでこんなゲームやってんだろ?って自問自答しながら精神的苦痛に苛まれて15時間くらい掛けて必死にクリアしたゲームがありました

しかし、それだけ時間掛けてクリアしたにも関わらずバグで実績が解除されなく、海外ゲーなので情報も一切ありません
仕方ないので海外のスレッドを見て翻訳しながら情報を収集してようやくクリア出来たゲームがありました

普段は低評価は付けないのですが、この時はブチギレて5000文字にも及ぶ長文レビューを投稿した程です
これは暗に、こんなゲーム買うんじゃねぇぞ!って気持ちもあったと思います

自分がこんな事をしている理由の1つに
昔、「インディーズゲームレビューに一筋の光を」みたいな内容のブログを読みました
その方はもう更新はされていないのですが、非常に感銘を受けました

これがその人のブログ記事なのですが

この記事を読んで自分もsteamレビューマンになろうと決めました

現在steamでは57本のレビューを投稿していますが
その内の40本程はインディーズゲームです

で、本題に戻るのですが
15時間掛けてクリアした精神的苦痛を与えたゲームなのですが、先人の方のレビューがありました
内容を掻い摘んで説明すると ステージが沢山あってオススメです
みたいな内容だったと思います。
そしてプレイ時間が1時間未満

レビューを書くのは自由だと思いますし
クリアしてから書けとも言いません
そこも自由だと思います
ゲームの内容も100人がプレイして99人がクソだと思っても1人が面白かったかも?って思うのも個人の自由だと思います。

ただ、このレビューに対して参考になった人が50人近くあるのはどうなのかな。って思うんですよ
この50人の人はこんなクソゲーに興味は無いでしょうし、そもそものゲームの評価が50%で賛否両論です

別に50人の人を非難している訳じゃないんですよ。アクティビティのレビューを見て、フレンドがレビューを書いているなーって気持ちでポチって押しただけだと思うんですよ

全員が善意で動いてる訳で、この人に取っては途中でプレイは辞めたけど数百円で大量のパズルゲームが楽しめるよって軽い気持ちでレビューを書いた訳でして
そのレビューを見たフレンドの人が善意でボタンをポチってる訳なんです

非常に難しい問題だと思うんですよね
自分自身アクティビティのsteamレビューに批判的かと言われると実はそうでも無いんです
アクティビティ自体はたまに見ますし、フレンドがレビューを書いているのを見てそのレビュー内容を読んだ上で「面白そうだな」と思い実際に買った事も何回もあります

ただ、やっぱりそれを踏まえた上で
レビューに賛否を付ける場合は「そのゲームに興味がある」又は「そのゲームをプレイした経験がある」事が前提条件だとは思うんですよね

そして、逆の問題も出てくる訳です
例えば「オススメしません」と言うレビューを投稿したとします
これも同じくアクティビティ経由で参考になったの投票が50票入ります
するとオススメしないと書かれたレビューに50件も賛同者が居るレビューが出来上がる訳です

ゲームを購入する際にレビューを読むタイプの人だと
真っ先に目に入るレビューがオススメしないレビューでそれに50件も投票されていると購入を躊躇すると思うんですよね

と言う訳で
少なくともアクティビティ経由でレビューに投票できるのはどうなのかな?と
個人的な感想になります

自分のレビューページを置いておきますので良かったら見てください

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