【読書】ピッコマ/LINE漫画で読めるオススメの縦読み漫画の紹介とWebtoonの解説

読書
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新シリーズと言う事で

このブログはマンガアプリサイトのコインが貰える様々な攻略記事を書いているのですが、よくよく考えると稼いだ後のコインの使い道を全く紹介していなかったなと気付きました

と言うか2年くらいブログやってますけど、カテゴリに漫画の項目が無いですからね。今気付きました
って事でカテゴリに【読書】のカテゴリを追加してみました。今後増えるかは未定ですw
そして、タイトルに書いている通りなんですが今回は縦読み漫画に焦点を当てて語ってみようかと
前半はWebtoonの解説
後半はマンガアプリで読めるオススメマンガの紹介をしています

さて、自分は読書が子供の頃から大好きでして、漫画も小説もかなり読む方だと思っています
漫画にはジャンルで分類されていますが、これに関してもほぼ全てのジャンルがいけます

1番好みなジャンルで言うと金融系や医療系漫画かな・・・?
結構ダークな奴が好きな感じですね

それ以外だとアクションやSF、果ては少女漫画やBL等…別け隔てなく行ける自信があります
小説の方だと好きなジャンルはホラーやミステリーなのですが、純文学やラノベも読みます
ここ最近だととある切っ掛けでなろうにハマって最近はなろうばっかり読んでいます

20代の頃は電子書籍は認めねぇ!みたいな思考で本を購入しまくっていたのですが、引っ越しした際に好きな作家以外は譲ったり売ったりで殆ど処分してしまい、それ以来購入するのが面倒になってほぼ電子書籍となりました
多分Steamも影響していると思います

ミニマリストと言う訳でも無いのですが昔と比べると物欲は確実に減りました
電子書籍と呼んで良いのかは解りませんが、現時点だと一番利用している漫画のサイトは間違いなくピッコマです

こちらピッコマの本棚なのですが

既に本棚は5000近いです
5000冊ではなく、5000種類なので相当読んでいると思います

ピッコマについて

ここでピッコマの紹介も軽くしておきましょう
ピッコマは2016年に日本でスタートしました
漫画アプリだと先行して2013年にスタートしたLINEマンガの方が当初は強かったのですが、徐々にシェアを伸ばし現在では逆転しています

自分はピッコマもLINEマンガも利用しているのですが、読めるマンガの種類も圧倒的にピッコマの方が多いです
とは言え、LINEマンガでしか読めないオリジナルのマンガもありますし、ちょっと特殊なジャンルなのですが、このブログだとお馴染みのパチスロ系ジャンルだと圧倒的にLINEマンガの方が多いです
(タイトル数だけ見てもLINEマンガの方が5倍くらい多いです)

今回の記事の目的の1つなのですが
ピッコマは基本的に完結してしまった作品は全くプッシュしなくなります
プッシュと言うのはトップページにランダムで表示されたり、WEBサイト等の広告による宣伝を指すのですが、これが無くなると言う事ですね

ピッコマにはランキング機能もあるのですが、このランキングも100位圏外に行ってしまうと這い上がるのは困難です。
完結してしまうと毎週入ってくる新規でのポイントが稼げなくなるので、人気のある(あった)作品でもランキングを維持するのは難しくなるんですよね
完結した作品でもアニメ化とかすると再度推される事となりその影響で新規が入ってきたりでランキングに浮上する事もあるのですが、これも結構稀な現象です

って事で今回はマンガアプリで読む事が出来るオススメのマンガを紹介しようかなぁと

また、今回の記事における表記としまして
日本の漫画の場合は漫画
ウェブトゥーンはマンガと言う表記にしております

縦読みマンガとは?

所謂ウェブトゥーンと呼ばれるタイプのマンガなのですが
日本人の方だと馴染みの無い方も多いと思います
自分も縦読みマンガに初めて触れたのはピッコマが初めてでした

一番大きな特徴としては、従来の日本式が横読みだったのに対して文字通り縦読みになった事でしょう
また、日本の漫画が基本的に白黒がデフォなのに対して縦読みマンガは原則フルカラーとなっているのも特徴的です

ちなみにピッコマではウェブトゥーンでは無くSMARTOONと言う独自の呼び方をしています

ウェブトゥーンが
web(ウェブ)とcartoon(マンガ・アニメ)を合わせた造語で
SMARTOONが
SMART(スマートデバイス)とCARTOON(マンガ・アニメ)の造語なんで中身的には全く一緒ですねw
恐らくは独自性を出したかったのでは?と思います

SMARTOON自体がピッコマが商標権を持っていますので
SMARTOON=ピッコマオリジナルのウェブトゥーンと言う事になりますね

縦読みマンガ(ウェブトゥーン)の問題点

日本の漫画だと基本的に原作者が漫画家の場合は
漫画家がネームと執筆。そしてそれの補助としてアシスタントで漫画を作っていきます

これがウェブトゥーンの場合は完全分業スタイルとなりますので
ネーム、原案、作画、背景、着彩、仕上げと様々な人で分業して仕上げていきます
自分は絵は描けないので完全に想像になるのですが、フルカラー作業って大変だと思うんですよね

これは少し前にニュースにもなっていた話です
ウェブトゥーンは制作に非常にお金が掛かると言われています
そりゃ漫画に関わってる人数も多いので仕方はないのですが、自分が前に読んだニュース記事だと20話制作で1000万掛かるのもザラと書かれていました

日本の漫画だと一人親方的な感じで、同人も含めるとソロで作ってる方が大半です
週刊連載ともなるとアシスタントを雇ったりもしますが、そこまで大人数では無い筈です
またウェブトゥーンでは一部例外を除き、初回連載時に20話を一気に公開するスタイルなのでかなりの先行投資をしています

日本だとジャンプが有名で、ジャンプの連載を描いたバクマンでも描かれていますが
ジャンプは勝負の3話と言う事で最初の3話のアンケートが非常に重要視されています
アンケートの内容次第で先の展開をガラッと変えていったりする訳ですね
それがピッコマだと初回から20話の掲載ですからね
こうなると方向転換はかなり難しいと言えるでしょう

って事でですね
ウェブトゥーンは採算が取れないと判断されると撤退するんですよ
日本の漫画は雑誌連載がメインなので打ち切りと言う言葉が使われますが、ウェブトゥーンは自費出版に近い訳ですから打ち切りは存在しません

そうするとどうなるか?
急に更新が止まって帰ってこなくなります
一応休載告知はしてくれるのですが、休載告知をした時点で生還率は50%くらいです

これは自分が読んでいたマンガの1つですが


2022年9月12日に休載が入って1ヶ月後の再開告知がされていましたが、2年経過した今でも帰ってきておりません
まぁ、2022年の10月7日とは言ってませんからねw


再開予定をしているマンガでもこれなので、再開予定の告知が無いマンガだと帰還率はかなり悪いと思っていいでしょう

休載パターンにも色々ありまして

・突然の休載
・連載中のまま放置
・休載先告知有り
・第◯部完

休載先告知は◯話後に救済します~と言うパターンですね
この場合は比較的帰って来る事が多いです

第◯部終了は人気作品が取る事が多いです
こちらは今の所確実に帰ってきています

このマンガ面白いな~と思って読んでいても突然休載から数年待っても再開されないと言う事が多々あると言う点も日本の漫画とは違うと感じました

これも完全に憶測なんですが、基本的には採算が取れないパターンがメインだと思うんですよね
完全分業スタイルと言う事で様々な方が制作に関わっています
となると、体調不良等で制作するのが困難になる事もありますし、日本の漫画と比べると関わっている人数も多いのでその確率も上がる筈です

これは日本の漫画じゃ考えられない事だと思うんですが、作画の方が急に変更になるパターンとかもあるんですよね

こちらピッコマで人気作の接近不可レディーと言う作品なのですが

全120話なのですが48話から作画が変更になっています
流石に作画の方が変ってしまうと印象もガラッと変ってしまうので当時は賛否両論がありました
作画変更でも休載する事なく続けれるのはある意味では強みだと思います

他にも自分が読んでいた漫画だと着彩の方が変わったのかな?といった事もあり、急に人物がキラキラし始めた事もあったのでウェブトゥーンでは比較的こういう事も起こりやすいです

最近の連載作品だと割と好みでプレゼントコインで購入していた作品があります
『魔王様は学園に行く』と言うマンガです


これから面白くなりそうな展開だったのに突然最新話で「ご愛読ありがとうございました」って出てきてマジでビビりました

一応告知は出たのですが、この告知も最終話の掲載時ですからね

基本的に人気低迷での撤退だと告知無しで更新無しパターンが大半です
魔王様はイイネも100万を超えてるのでそこそこ人気はあったとは思うのですが、詳細な理由は語られないまま連載終了となりました

一応気になって本国の方も調べてみたのですが、こちらも連載が終了しており、纏めているWikiにも原因不明の完結と書かれていました
こういうのも日本とは違った所ですね

序盤の展開はイマイチだったのですが学園編に入ってからは面白かったですし、何よりキャラクターも立っていただけに残念です
この作品のWikiを見ても、序盤は量産型テンプレでイマイチと書かれていますが、学園編はアカデミー物の中でも本当によく作った名作と書かれています

自分は登場キャラだとヘリオットがテンプレツンデレタイプで1番好きなキャラでした


魔王様は学園に行くはノベル版もある様でこちらはきちんとした完結を迎えてる様です
リリースされるかは不明ですが、ピッコマでリリースされる様でしたら買ってみようかなと思います

日本における縦読みマンガの立ち位置

これに関しては難しい所で
そもそもが韓国発祥と言う事もあり、忌避感を持つ方も多いのではないでしょうか?

自分の考えとしては面白いものは面白い。と言う考えですのでそこに対してのどうこうは一切無いです

とは言え、初めてウェブトゥーンを読んだ時の感想は「読みにくいな」でした
これはそもそもの問題として日本の漫画は横読みですので、視線誘導は横移動な訳です
対してウェブトゥーンは縦にスライドしていく訳ですから、横読みに慣れてる人が読みにくい。読めない。と言う感想を抱くのも至極真っ当な意見だと思います

逆にウェブトゥーンしか読んだ事の無い方が日本の漫画を読んだ時は同じ感想になる筈です

そして、漫画ともウェブトゥーンともちょっと違う漫画のジャンルがあるのですが
それがアメコミです

結構前の話になります
自分はたまに海外ドラマも見たりするのですが、ウォーキング・デッドと言う作品にドハマリしました
そして、日本語に翻訳されたコミックス版があるのを知り購入しました
早速読み始めた訳なんですが・・・

これアメコミなんですよ
日本語翻訳はされてるんですが、中身は完全にアメコミです
つまり、左綴じなんです

日本の漫画は右綴じなので右上から左下に読みますが
アメコミは左綴じなんで左上から右下に読みます
次のページに行く時も右のページを捲ります
最初は違和感が凄かったのですが読み終わる頃には慣れました

結局こういうのって慣れなんですよね
個人差はあるとは思いますが、右綴じから左綴じだと慣れるのはそう時間が掛からない気はします
アメリカで日本の漫画(MANGA)が流行ってるの理由は左綴じ→右綴じへの変化くらいなのも理由の1つなんじゃないかな?と

世界全体で見るとウェブトゥーンがそこまで流行っていない理由はこの辺りにありそうな気はしますね
最初は違和感を感じると思いますが、10話くらい読めば慣れると思います

オススメマンガの紹介

長くなりましたがここからオススメのマンガを紹介します
自分はピッコマはアプリ版を使用している為にアプリ版のURLを貼れない為、リンク先はPC版のピッコマのリンクとなります

一応PCでもピッコマは利用できるのですが
PCと縦読み漫画って滅茶苦茶相性悪いんですよ
読みにくいとかそういう次元のレベルではないです
ですので、縦読み漫画を読んだ事が無い方は是非スマホで読んで頂きたい所です

また、ピッコマでは作品内のスクショは禁止されている為、作品内の画像はほぼありません

外科医エリーゼ

1発目は自分がピッコマを利用した切っ掛けの外科医エリーゼを持ってきました
このマンガ何と言ってもジャンルが凄いです

漫画って所謂ジャンル別で分けれるじゃないですか?
今だと絶賛異世界転生ブームな訳ですが、外科医エリーゼも一応の異世界転生要素があります
しかしこの漫画をジャンル付けするなら

悪役令嬢+異世界転生+恋愛+医療系

ジャンルがこれでもかと大渋滞しています
しかもこれ異世界転生からの異世界転生してるんですよね・・・
異世界転生と言うジャンルはそれこそ山程ありますが、異世界転生を2回する作品は中々ありません
漫画版の連載は2017年からなのですが時代をかなり先取りしていたと思います

こちら公式サイトのあらすじです

天才外科医の転生先は1回目の人生に逆戻り?
悪女皇后と呼ばれ火炙りの刑になり一生を終えたエリーゼ。
前世での過ちを清算すべく2回目の人生は外科医として人のため 生きてきた彼女だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に…
しかし、目を覚ますと1回目の人生に戻ってしまった!?
処刑される10年前の16歳の自分に転生したエリーゼは今回だけは 後悔しない人生を送ろうと前世の配偶者との婚約を阻止しようと 奮闘するのだが…


自分が外科医エリーゼを知ったのは広告でした
今だと漫画サイトの広告は良く見かけると思うのですが、当時は結構レアでこの時はピッコマ自体もまだまだ全然有名でもありませんでした
そんな時に悪役令嬢の医療マンガ!?みたいな感じの広告を見て物珍しさからまんまとピッコマをインストールしてしまいました
この時はまさかこれ程長い付き合いになるとは思いませんでしたね

さて、自分はマンガのジャンルで一番好きなジャンルは?
と聞かれると間違いなくベスト3に挙げるのが医療マンガです

小学生の時にブラックジャックにハマり、以降様々な医療マンガを読みましたが
総じて言える事は 医療系漫画にハズレ無し でしょう

一番は勿論 不屈の名作ブラックジャックなのですが、それ以外にも30作品以上は読んでいます
少し前の作品だと医龍やJINでしょうか
現在連載中の作品だとラジエーションハウスやフラジャイルですね
Dr.Eggsも読んでますし、完全変化球ですが脳外科医 竹田くんもブログサイトで読みました

また、エリーゼが医療系異世界転生漫画と言う事で、長らくこの手のジャンルは無かったのですが、最近では医療系異世界転生の「外科医キアラは死亡フラグを許さない」や医療系異世界転移漫画の「高度に発達した医学は魔法と区別がつかない」と言う漫画も出ています。もちろん両方とも読んでいます

基本的に医療系漫画に共通している事は
医者が主人公なので舞台は基本的には病院です
一口に医者と言っても様々な種類があります
ブラックジャックはモグリの医者ですし、フラジャイルは病理医です
医龍はバチスタ手術がメインですが、どちらかと言うと医局がメインの話ですからね。
医龍に関しては自分は伊集院君の成長物語だと思っていますのでそうなると主役は研修医です

そんな医療系漫画界に殴り込みをかけた作品が外科医エリーゼな訳です

ストーリーは全然違いますが、JIN-仁-と若干似た所は感じています
JINも幕末時代にタイムスリップする訳なんですが、医療器具や施設も全く無い所へ知識と近代医療を使う話です
エリーゼも日本から医療技術が発達していないヨーロッパ風の世界(通称:ナーロッパ)へと舞い戻る訳で、この世界において異分子な存在です
ただ、JINと違うのはエリーゼの立ち位置は侯爵家の長女なので若干の無茶が効きます
オラッ!侯爵家だぞ!?でゴリ押し出来るのが強みです
黄門様の印籠的な奴ですね

火炙りの刑で処刑されたエリーゼはその未来を回避できるのか?
と言った感じでストーリーが始まる訳ですが
これが非常に面白い

天才外科医から転生してきたエリーゼは勿論現代医療知識があるので無双できますし、皇太子との恋愛要素もあります。ピッコマだと恋愛のジャンルですしね
ジャンル的には医療系異世界転生悪役令嬢モノなんですが、どちらかと言うと医療系恋愛漫画なんですよねw
どちらにせよ珍しいジャンルに変わりはないのですが・・・

と言う訳で1本目は「外科医エリーゼ」でした

こちらPC版のリンクとなります

PC版でも会員登録無しで4話まで無料で読めます
現在は1日に12回配布される無料チケットが対応となっていますので、アプリ版(PC版も?)登録すれば1日13話まで読む事が出来ます
(※チケットで読めるのは73話までです)

リターン~ある外科医の逆襲~

続いても医療系漫画の紹介となります

こちらも公式ページから内容を引用します

いじめや借金まみれのつらい人生を歩んできた外科医「五十嵐・徹」。死を決心し一人酒を飲んでいると、不思議な女性に一杯の酒を勧められ、そのまま眠りにつく。そして目を覚ますと中学生になっていた。人生をやり直すチャンスを得た徹は、体を鍛え、必死に勉強する。目標は苦労ばかりの外科医ではなく、稼ぎのいい形成外科医だ!

この漫画を一言で言うなら

またオレ何かやっちゃいました?医療マンガ
です

異世界転生系だとありふれている「またオレ何かやっちゃいました?」と「俺TUEEE」ですが
現代でしかも医療系と言うジャンルで見れるのはかなり新鮮です

基本的に縦読みマンガはゴチャゴチャしている作品が多く、フルカラーを生かして会話劇よりもアクションシーン等を重視している作品の方が多いのでそう言った面でも苦手意識を持つ人が多いと思うのですが、その点リターンは縦読みマンガの中でも読みやすい部類なので縦読みマンガをあまり読んだ事が無い方でも比較的読みやすい方だと思います
原作は韓国ですが、舞台設定も日本に変更されているので初心者の方でもとっつきやすいのでオススメの作品です

ストーリーはタイトル通り五十嵐徹のやり直し成功録なのですが
この手のジャンルで医療作品を取り扱った作品が殆ど無いのもヒットした要因だと思います
やってる事は確かに「またオレ何かやっちゃいました?」なんですけど、
異世界転生俺TUEE系で「あいつあの歳でもうあんな魔法を!?」だとまたこれか・・・とへ辟易しますが、「あの研修医、本当に研修医か!?」だとどうです?新鮮ですよね
ストーリーとしては研修医編からが特に好きでした

「リターン~ある外科医の逆襲~」オススメです

悪女は砂時計をひっくり返す

この漫画を一言で表すと
やり直し系悪役令嬢モノです

ピッコマだとジャンルはファンタジーになっていますが、外科医エリーゼが恋愛で砂時計がファンタジーとピッコマのジャンル付けガバガバ説に一票を投じておきますw

公式のあらすじを紹介します

売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。妹の「ミエール」によって母が殺され…自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!

この手の復讐を題材にした作品で1番重要なのは復讐に至るまでの過程だと思っています
あらすじにも書いている通り、主人公で悪女のアリアが妹のミエールに復讐するのがストーリーの主軸なのですが、この作品が上手い所はこれでもかとミエールがクソに描写している所でしょう

正直な所、アリアも妹の婚約者を寝取ろうとしたりとクソムーブを噛ますのですが不快感を感じさせないのが上手い所です

最近では下火になりましたが、一時期追放ものが大流行しました
追放もの作品の大半は追放されたパーティやギルドに仕返しをするのが目的なので復讐ものを兼ね備えているのが大半なのですが
最近だと追放された瞬間チートが発動して2話目くらいには美少女キャラが仲間になって10話くらいには元居たパーティが崩壊して復讐完了。後は美少女キャラとイチャコラする漫画も増えてきました

これじゃダメなんですよ
読者が望んでいるのはカタルシスの解放で、カタルシスは溜めれば溜める程、解放した時に満たされる訳です
それがたった10話で満たされますか?って話なんですよね

復讐もので重要な要素の1つですが、復讐相手に対して少しでも「可哀想・・・」って思わせるとダメなんです。その点この作品は徹底しています
これって割と重要なんですよ
この作品は最後の最後までミエールが傲慢でプライドが高くそして嫉妬深く描かれています

対して主人公のアリアは最初はアホの子ですが、二度目の人生と言う事を生かして傲慢な性格を改善して成長します
この作品はアリアの成長物語でもあるのです

その他、ストーリー部分以外だと
イラストが滅茶苦茶綺麗です
最初の方と比べると中盤以降はイラストが最初よりも綺麗になってるので完全分業型の強みが出ていますね。多分滅茶苦茶金が掛かっています
作画から着彩や背景、キャラクターに至ってもとても丁寧で綺麗です
と言うかこれ以上の作品は見た事が無いレベルです。マジで
って事で悪役令嬢もの作品の中ではイチオシの作品です
是非1度読んでみて下さい

ピッコマでは3話まで即読み可能で100話まで待てば無料で読めます
¥0+券にも対応しているので1日13話まで読む事も可能です
現在は連載は完結済みで全125話とそこまで長くもありませんので手を出しやすい方だと思います

Retry〜再び最強の神仙へ〜

紹介するかどうか非常に悩んだ作品です

このマンガ。一言で言うと

狂ってます

ストーリーは滅茶苦茶で破綻していて同じ事の繰り返しですし、作画に関してもパースは狂っていてお世辞にも上手いとは言えません
戦闘シーンに関しても躍動感は全くありませんし、理解できない謎の単語が突然出てきますが説明すらないのが殆どです
知ってて当然だろ?って言った感じで初出の単語がガンガン出てきます。
登場人物も頭のおかしいキャラばかりです。ヒロインもネジが外れていて狂っています

じゃあ何故こんなマンガを紹介するのか?
「Retry〜再び最強の神仙へ〜」は人を惹きつけるナニカがあるのです・・・

何の役にも立たないあらすじの紹介です

啓友は30歳の時に現代の地球を離れ、修仙界に行き、仙界へとたどり着くための修練をしていた。生まれつき才があったため期待されていたが、心魔にとらわれ死んでしまう。だが気がつくと大学入学前の自分に戻っていた!これは天から与えられたチャンス!今度こそ最強を目指す!

これだけ見てもさっぱりでしょう
どうやって地球を離れて修仙界に行ったのかも謎ですし説明もありません
1話を読んでも多分理解できないと思います。自分も理解できませんでした

例えば第三話のこのシーンですが

出典 (c)十里剣神/大行道動漫/Daoncreative
第3話より

虚空練体決が何なのかさっぱり解りませんし、一成も良く分かりません
調べた所、中国では良く使われる単語みたいで1級や初段っぽい感じでした

当たり前ですが説明すらありません
しかし見て下さい。真田先生のドヤ顔を
バチッとウインクまでしています。解らない場合は理解しない方がこの漫画は楽しめます
ちなみに虚空練体決はググっても出てこないので恐らく造語です

ちなみにたまに解説が入る時もあります

出典 (c)十里剣神/大行道動漫/Daoncreative
第4話より

いやこれわざわざ注釈までつけて解説する必要はあるんですかね・・・?
そんな事より虚空練体決の解説をお願いしたい所です
この漫画は恐らくこう伝えたいのでしょう。不条理を楽しめと
流石真田先生だぜ・・・

昔、友人にこのマンガをオススメしたのですが「理解できない」と言われました。当然だと思います
しかし騙されたと思って無料分の10話読んで下さい。
あれ・・・?意外と・・・?ん・・・?
そして気付けば主人公である真田先生のになっている筈です

このマンガが色々とおかしい理由の1つが国を跨いでの2回の輸入です
Retryはそもそも中国発のウェブトゥーン作品なのですが、韓国向けにローカライズされその韓国版が日本版にローカライズされました
つまり2回翻訳されている訳です
元々が中国が舞台の作品を無理やり韓国に変更した後に日本を舞台に変換しているので滅茶苦茶になるのも当然です
とは言えこれだけだと舞台設定に違和感を感じるだけです

ストーリーに関してもあって無いようなもので
基本的には敵が現れて「なんだこの弱そうな奴は!?」と愚かにも真田先生に歯向かった次のコマで大体ボコられています

真田先生は自分を害する相手には容赦が無いので90%くらいの確率で首が切られるか存在がこの世から抹消されます
長ければ3話。短いと10コマくらいで決着が付き、倒すと間髪入れずに次の敵が現れて「ふふふ・・・あいつは俺達の中でも1番下」とか言い出して5話以内に真田先生にボコられます。この繰り返しです。
ストーリーも気にしなくて良いので、アレ?何処まで読んだっけ?となった時に飛ばして読んでも問題が無いとも言えます
アクション漫画でこれは中々斬新でしょう。こんな事が出来るのは古今東西、真田先生だけです

この手のマンガで多いのが主人公以外の脇役同士で戦わせて水増しサイドストーリーを充実したりする作品も多いですが、Retryは主人公の真田先生しか基本的には戦いません
仲間になって数話しか経ってないのに主人公そっちのけでサブキャラメインで長編とか始まるとうーん・・・。となりますよね?
安心して下さい。Retryは真田先生以外はほぼ戦いませんので
と言うか味方キャラで真田先生に張り合えるキャラが存在しません。大体どの味方キャラも「流石真田先生だぜ!」と応援に徹してくれます
物語序盤、第三話で強そうな老師が出てきますが少し経つと真田先生にメロメロです

また、基本的に登場人物は使い捨てです
真田先生と敵はどんどんとパワーアップしてインフレしていくのですが仲間の強化イベントは存在しないので大体20話もすればインフレに付いてこれなくなります

個人的に印象に残っているのは10話に登場した真田先生の友人の鈴村一樹君でしょう
大学の友人である鈴村君はやり直す前の真田先生の友人でした
真田先生も独白でこう語っています

修仙界に行く前に最も仲の良かった親友・・・俺がどん底にいた時もお前だけは俺の隣に居てくれた

そして回想演出が入ります

以前のお前はたった1人の女の為に刀傷沙汰を起こして7年も獄中生活を送り人生を台無しにした
俺たちは共に苦しい時期を送って互いに酒で辛さを紛らわすしか無かった

一輝・・・今度は何があっても俺がお前の事を助けてやるからな!
グッ(拳を握る音)

とわざわざ回想エピソードまで挟んで登場した一輝君
真田先生は今回の人生では一輝君を必ず救って見せると言う熱いエピソードの回です
初めてこの漫画を読んだ時は、こいつは親友ポジだな?と思ったのですが

出典 (c)十里剣神/大行道動漫/Daoncreative
第10話より

この回以降、一輝君は登場しませんでした・・・
ちなみに大分先の話で真田先生の結婚式が行われて、仲の良い友人や家族を呼ぶシーンがあったのですが一輝君は不在でした
恐らく作者も存在を忘れたのでしょう
まぁ、助けるのと結婚式に呼ぶのは別ですからね

とまぁ、こんな感じで次々とエピソードが飛び出しますが高確率で投げっぱなしです
だがそれが良い

さて、このまま真田先生の魅力を語っても良いのですが
Retryに関しては非常に詳しく、そして熱く語っているブログがあるので2つ紹介します
真田先生への魅力をこれでもかと語ってくれています

さいむ様のNote記事「狂った漫画とダンスってくれないか」より引用します

主人公のヤバさに重点をおいて解説したが、それ以外も様々な要素がものの見事に悉くトンチキなのも見逃せない。そもそも絵がなんか変だ。単に下手というよりかは、「そこでそんな描き方をするか?」みたいな謎の構図が次々出てくる。謎過ぎて味がある。きっとアナタもやみつきになる、そういう類いのアレさ加減に満ちた絵が延々先述したトンチキストーリーと共に襲ってくるのだ。まず耐えられない。

まさにこれなんですよ
ヤミツキになるんです。気付けば真田先生の虜になっています
このマンガは中毒性がある。電子ドラッグか?

そんな真田先生もといRetry〜再び最強の神仙へ〜ですが
現在ピッコマでは588話もあり、現在でも大好評連載中です
Retryは毎週2話更新なので300週近く更新している事になりますね・・・
連載6年目だと・・・?

ちなみに中国の公式サイト腾讯动漫では


現在もバリバリ連載中でなんと1072話まで公開されています
日本が588話なので500話近く差が付いています
これWebtoonで一番連載長い可能性無いですかね?

日本版に戻りますが

無料部分は10話までで11話以降は待てば¥0で読む事が可能です
時々¥0+券対応になったりするのですが、個人的に¥0+券で読むのはオススメしません
1日13話も真田先生を接種すると精神に異常をきたす可能性があるからです
1日1話~2話程度の付き合いをオススメしておきます

余談ですが
漫画の神様、手塚治虫の娘である手塚るみ子氏の旦那で漫画家でもある桐木憲一氏ですが
好きな漫画として「Retry〜再び最強の神仙へ〜」を挙げているのは真田先生界隈では有名な話です
これはもう漫画の神様が認めたと言っても過言では無いのでは無いでしょうか?
(※過言です)

チート・ギャンブルー謀略博戯ー

ここからはLINEマンガの紹介となります

IR実施法により、ついに日本に誕生したカジノ施設「カジノ・アルテミス」。そこには世界の富豪たちをもてなすための非合法な裏カジノ「カジノ・ハデス」が併設されていた…。謎のチート能力を持つ・流鏑馬和也は幼なじみの少女を救うため、裏カジノの殺人ギャンブルに挑む!

漫画のジャンルとしては自分は賭博系・・・所謂ギャンブル漫画が好きです
大体のギャンブル漫画は胴元側のイカサマに対して主人公サイドが知略で対抗すると言う図式が殆どだと思うのですが、この漫画はイカサマに対して最初からチート能力全開で戦います

この漫画が面白い所は、主人公がその辺に居る平凡なキャラと言う事でしょうか
ギャンブル漫画の主人公は大抵が頭の良いキャラかネジがぶっ飛んでいるかのどちらかです
平々凡々なキャラをこの手の漫画で主人公役に置いているのは珍しいでしょう
果たして和也はどんなチートを使って勝ち進んでいくのか?

と言う事でこの手の漫画はネタバレを喰らうと面白さが半減するので紹介程度で終わっておきましょう
この先は自分の目で確かめてくれ(投げやり)
とは言え、このチート能力もなろう系によくある「また俺なんかやっちゃいました?」では無くギャンブル漫画らしさ全開でちゃんと理詰めで納得できるチート能力なのがこの漫画の上手い所です
普通に苦戦しまくりますしね

漫画自体は全100話で2023年8月に第二部が終了した時点で止まっています
ストーリー構成の為の休載と信じているので第三部の再開。お待ちしております
ちなみに縦読みマンガだと珍しいのですが、原作/作画共に日本の方だったりします


生まれ変わってもよろしく

Netflixで「See You In My 19th Life」と言うタイトル名でドラマ化もしています
ちなみに自分はドラマは基本的に見ないので未視聴です
韓国が原作の作品を日本向けにローカライズした場合は名前も日本語名に変換されるのですが、ドラマの場合はそのまま韓国名なので覚えるのが面倒なんですよね・・・

漫画の主人公は若林沙織と言う名前ですが、ドラマ版だとパン・ジウムですし
キムさんユンさんチャンさん多すぎ問題なんスよね

ちなみにこの漫画ですが、ジャンプコミックスとして集英社から発行されています
ジャンプコミックス版だと横読み漫画に再構築されているんですよね
ピッコマで出ていたら買おうと思ったのですが、流石に置いていませんでした

以下、あらすじ

どことなく大人びている少女、若林沙織。
彼女は生まれ変わるたびに前世での記憶を覚えているという不思議な人生を送っていた。
果てしなく繰り返される人生に退屈していた彼女は18回目の人生で母の友人の息子である室井駿と出会い、駿と過ごすうちに平凡な少女の気持ちを取り戻していく……
駿に特別な感情を抱き始めた沙織は、駿の誕生日に二人で遊園地に向かうのだが交通事故に遭い、18回目の人生を終えることになる。
そして、また生まれ変わった19回目の人生…… 若林沙織とは名前も姿も違う立花遥として再び駿に会いに行く…!

と言う事でバリバリの恋愛漫画です

どういう切っ掛けで読んだかは忘れました。多分ランキングでしょう
常識的に考えて、「私の前世は若林沙織なの」と全く面識の無い女性が突然押しかけてくる電波バリバリのサイコパス的な展開で始まります
室井駿君はイケメンの大金持ちなんで「お、財産狙いか?」と思う事でしょう
現実だと間違いなく即通報案件です

自分は少女漫画もとい恋愛漫画も結構読む方でしてレーベルで言うと「花とゆめ」が好きです
ちなみに1番好きな少女漫画は由貴香織里の天使禁猟区です

自分が恋愛漫画で重要視しているのは付き合うまでの過程だと思っています。この辺りは復讐ものと一緒ですね。復讐ものは復讐するまでの期間が長ければ長い程カタルシスの解放があり、恋愛マンガの場合も付き合うまでの時間が長ければ長い程、くっ付いた時に充実感を得る訳です
始まって3話でくっ付いた所で、あぁ・・・そう。としか思えませんからねw

とは言え、これがまぁ難しい問題でして、付き合ってしまうと漫画的にはゴールな訳ですよ
となるとなるべく付き合わない様に引き伸ばすしか無い訳ですが、引き伸ばせば引き伸ばす程冗長に感じてくる可能性もある訳です。ここの押し引きが非常に難しい訳です

向こう側はこちらが飽きない様にと、都会に行っていた幼馴染が突然帰ってきたり、元カノ/元カレが突然出てきたり、謎の許嫁が登場したりとあの手この手でキャラを増やして三角、四角関係を作ってきます
倒した(諦めさせた)と思ったら即座に次のキャラが出てきますからね。バトル漫画か?
その点、この作品は非常にバランスが良い塩梅となっています。最初から最後までタイマンバトルです
これこそが恋愛漫画のあるべき姿なのです

と言う訳でですね
読んでて不覚にもウルっと来てしまいまして、完全敗北してしまいました
絵柄もすっきりとして読みやすい方ですし、比較的に手は出しやすい方かなと思います

現在は完結済みで全106話
97話まで+0で読む事が出来ます。CMを視聴する事で1日6話まで無料で読めるので課金部分合わせて20日程度で読めるのでオススメです

モブ悪役がアカデミーで生き残るには

好きだったゲームの三流エキストラ悪役に転生してしまった。 野望はなく、ただおとなしく暮らしたい。しかしこの世は、生き残るのが本当に大変だ。 主人公にはできない三流悪役のやり方で、俺はこの物語の結末を迎えるために生き残るぞ!

よくあるゲーム悪役転生モノなのですが
その中でも個人的には一番面白いと感じました

絵が上手いのも勿論なのですが
漫画的表現技法として心情を語り部として俯瞰して描いているのですが、個人的にはこの描き方って結構好きなんですよね
何回もやられるとクドく感じるのは事実ですが、上手い塩梅で纏まっています
作画の方はGREEN KYRINと言う方なのですが、同じくLINE漫画で連載している「アカデミーの主人公を殺した」も同じ描写なので間違いなく作画の方の描き方の癖みたいなもんだと思います

内容としては悪役に転生してしまってストーリー通りに進むとバッドエンドを迎えてしまうので頑張って改変しようと言う展開です。まぁよくある奴ですねw
ただ、その中でもトップレベルに面白いと思いました
ストーリーも良く出来ていますし、何よりキャラが魅力的です

現在も大好評連載中で、全50話
8話まで無料で読む事が出来て38話まで待てば0で読めます

まだ始まったばかりの作品ですが、個人的には化けそうだなぁと思っております

終わりに

と言った感じで今回の記事はこの辺りで終わろうかと思います

漫画の紹介に関しては他サイトであんまり紹介されてなさそうな奴を纏めてみました
有名な奴だと【ゴッドオブブラックフィールド】【俺だけレベルアップな件】【入学傭兵】【外見至上主義】辺りでしょうか
外見至上主義は入れようか悩みました

自分が紹介した奴だと真田先生は別として、モブ悪役以外は一応完結しているので手は出しやすい方だと思います
全部完結している奴でまとめようかと思っていたのですが、真田先生はやっぱり入れたいじゃないですか?
そういう訳で今回はこのラインナップとなりました

今回の記事で新しく【読書】のカテゴリを作ったので
また気が向いたら小説や漫画の記事でも書こうかなぁと思います
次回はやるとしてもウェブトゥーンでは無く日本の漫画になると思います

それではまた次回の記事でお会いしましょう!
ではでは~


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